小児科

特徴

当科は主に


  • 白血病・リンパ腫などの小児血液腫瘍
  • 神経芽細胞腫、腎芽腫、肝芽腫、横紋筋肉腫、ユーイング肉腫など小児固形腫瘍
  • 再生不良性貧血など難治性の小児血液疾患

の患者さんの診療を行っています。

白血病等の血液疾患に対しては、確定診断から標準治療(化学療法)そして難治例に対する造血幹細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植)まで一貫して当科で施行可能で本県の中心施設となっています。

また固形腫瘍は新潟大学小児外科と密接な連携のもとに、術前後の化学療法および自己末梢血幹細胞輸注を併用した大量化学療法を行っています。


当院は以下の治療研究グループに属し全国の専門施設と共同して安全で有効な治療の提供に努めています。


  • CCLSG (小児癌・白血病研究グループ)
  • JPLSG (日本小児白血病リンパ腫研究グループ)
  • JNBSG (日本神経芽腫研究グループ)
  • JESSG (日本ユーイング肉腫研究グループ)
  • JNBSG (日本神経芽腫研究グループ)
  • JWiTS (日本ウィルムス腫瘍グループスタディ)
  • JPLT (日本小児肝癌グループスタディ)

また当科は小児血液・腫瘍の患者さんが心身ともに病気を克服し、社会の一員として活躍していくことを願い「トータルケアー」にも積極的に取り組んでいます。

治療中の患者さんに対する環境整備として院内学級、院内保育を併設しており、定期的に医師、看護師、臨床心理士、薬剤師、教師、保育士が一同に合同カンファレンスを行っています。

また親の会・がんを克服した患児の会を中心とした院内ボランティアの活動も盛んです。

一方治療を終了された患者さんを対象とする長期フォローアップ外来のモデル病院に選定され2008年3月より専門外来を開設しています。


診療実績など

年間新患数は25~30例です。造血幹細胞移植は1989年11月より血縁者間骨髄移植を開始し、その後非血縁者間骨髄移植、同種末梢血幹細胞移植、臍帯血移植にも対応しています。2008年12月の時点で160例を実施しています。 この実績のもとに、


  1. 日本骨髄バンク認定施設(非血縁者間骨髄移植)
  2. 日本臍帯血バンク認定施設(非血縁者間臍帯血移植)
  3. 国内の各種の小児がん治療研究グループの参加認定施設

となっています。


  造血幹細胞移植
血縁・骨髄 非血縁・骨髄 血縁・末梢血 臍帯血
(血縁+非)
自己末梢血 合計
2003年以前 37 17 16 13 25 108
2004年 0 1 3 2 5 11
2005年 1 3 4 4 2 14
2006年 1 5 0 3 3 12
2007年 1 2 0 3 2 8
2008年 2 1 0 1 3 7
合計 42 29 23 26 40 160

医療設備

  • 無菌室(NASA class 100;3床、class 5000;2床、class 10000;16床)連続血球分離装置 2台、血液照射装置、大規模液体窒素細胞保存タンク、FACS
  • 院内学級(小学校 1クラス、中学校 1クラス)
  • 院内保育

外来診療

月~金。担当医については、「外来診療予定表」のページへをご覧下さい。


スタッフ