放射線診断科、放射線治療科

特徴

当院は新潟県のがん診療の中枢であることから、放射線治療部門では体外照射用のリニアック2台と、頭部だけでなく体幹部の適応可能な定位放射線治療システム "ノバリス"、高線量率リモートアフターローディングシステム(バリソース)、前立腺がんの小線源治療装置、セシウム針などを用いた密封小線源治療設備、ヨード(I-131)内服による甲状腺疾患治療のための非密封線源治療用設備といった、各種の治療設備と経験豊富なスタッフを揃えています。

診断部門では、CT・MRI・核医学装置などに加えて、がん病変の検出に有効なPET-CTを配備し、臓器別の専門を有するスタッフによって臨床各科と緊密な連携をとった精度の高い画像診断が行われています。また、画像誘導下に行われるがん治療に有用なIVR-CTを搭載した血管撮影システムが設置されており、各種のがん治療(IVR治療)を行っています。これら各種検査の診断レポートは画像データと連携してデータベース化され、院内配信されています。病院に併設されているがん予防総合センターでは、肺がん、乳がんを中心としたがん検診に関する業務を行っています。


診療実績など

放射線治療の新規患者数は年間1000例以上(平成26年実績)と新潟県内はもとより、全国的にみても非常に多い治療件数となっています。また施設の性格上、種々の臨床治験に関連した化学療法との併用放射線治療や乳房温存術後の照射といった集学的治療の一環としての放射線治療も多く行われています。放射線治療単独の全国規模の臨床試験(JCOG日本臨床腫瘍研究グループ)などにも参加しています。ノバリスでの定位放射線治療は毎年200例以上行っています。

診断部門では、年間 CT 21,000件、MRI 4,500件、アイソトープ検査 1,600件、PET-CT 1,900件、消化管撮影1,200件、乳房撮影3,400件、単純X線撮影32,000件、超音波検査 1,000件、血管撮影 250件(平成26年実績)などの画像検査を実施しています。画像や診断報告書は院内ネットワークによって外来、病棟、手術室に配信され、各診療科で診療や症例検討会に用いられています。また、当院では約1mm厚のCT画像データを院内配信し、矢状断・冠状断に再構成した画像観察や術前シミュレーションに活用できる環境を整備しています。核医学部門では、サイクロトロン、PET-CT装置が設置され、がん診療に威力を発揮しています。また、年間 約150例の悪性腫瘍に対する動注化学療法、動脈塞栓術、肝動注システム留置術などの血管造影手技を用いた画像下治療(IVR治療)を行い、全国規模の臨床試験(JIVROSG 日本腫瘍IVR研究グループ)にも参加しています。

がん予防総合センターでは肺がん検診の精検受診者を対象とした即日胸部CT検査を年間約300件行っており、受診当日にCTによる精検結果の説明が受けられるようになっています。また、乳がん検診の精検受診者のための乳房撮影は年間1,300件(平成26年実績)が実施されています。


医療設備

リニアック(2台)、ノバリス、高線量率リモートアフターローディングシステム、前立腺がん小線源治療装置、密封小線源治療室、非密封線源治療室、CT(診断用3台・治療計画用1台)、MRI(2台)、IVR-CT搭載血管撮影装置、DR、PET-CT、SPECTなど。


 

外来診療

治療外来は月、水、金が杉田部長、火、木が松本部長が担当。

血管造影外来は金、で関部長が担当。


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スタッフ