整形外科

新潟県立がんセンター新潟病院整形外科の特徴

当整形外科では腫瘍および一般整形外科を、整形外科専門医を中心に4人の医師が専門を生かしながら分担して治療や指導、研究を行っています。

当整形外科で扱う領域は、骨軟部腫瘍のほか人工関節などの関節外科、手の外科、腫瘍切除後の組織欠損に対する組織再建手術などです。また当科通院中および当院入院中の患者さんのリハビリテーションの診察を担当しています。なお、脊椎外科と一般外傷は原則として扱っておりません。

四肢の悪性腫瘍に対しては広範切除にて根治性に配慮しながら、四肢の温存をはかるとともに、腫瘍用骨補填型人工関節や顕微鏡を用いた組織移植による再建手術・対外照射などを駆使して良好な機能の獲得に努めています。また骨は内臓のがんが転移をおこしやすい組織なので、外科・内科など他科に協力し、がんの骨転移の診断と疼痛・麻痺・骨折に対する治療を行っています。

骨軟部肉腫は治療可能な施設が少ないため当科では新潟県だけでなく、山形県庄内地区、福島県会津地区、長野県北東信地区をカバーしています。


当科は下記に認定されています。


  1. 日本整形外科学会認定研修施設
  2. 日本整形外科学会 骨軟部腫瘍診断治療相談コーナー指定施設
  3. 日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)骨軟部腫瘍グループ病院

当整形外科では、臨床の場として皆様の治療に当たる一方、医学の進歩に寄与するために、さまざまな臨床研究を行い、学会や学術論文で発表を行っています。また、JCOGグループ、日本ユーイング肉腫研究グループ、東北地区骨軟部腫瘍研究グループでの共同研究にも参画しています。


手術実績

  1. 骨軟部腫瘍手術(2005-2014:10年間計2034例)良性軟部腫瘍1144例、良性骨腫瘍311例、悪性軟部腫瘍272例、悪性骨腫瘍91例、転移性骨腫瘍216例
  2. 2014年手術:骨軟部腫瘍223例(良性軟部腫瘍131例、良性骨腫瘍31例、悪性軟部腫瘍30例、悪性骨腫瘍4例、転移性骨腫瘍27例)、人工股関節4例、人工大腿骨頭5例、人工膝関節9例、肘手12例、その他55例

治療成績

1990-2007年の間に当整形外科にて手術治療した骨軟部悪性腫瘍の治療成績は、累積生存率でみると、骨悪性腫瘍全体(94例)では1年:97.8%、2年:93.0%、3年:84.1%、5年:81.1%、10年:77.3%。このうち骨肉腫(30例)では1年:100%、2年:100%、3年:82.9%、5年:77.4%、10年:70.4%。軟部悪性腫瘍(136例)では1年:90.2%、2年:84.7%、3年:77.6%、5年:73.6%、10年:59.5%でした。


外来診療

当整形外科は四肢や体の骨や筋肉などの腫瘍(骨軟部腫瘍)を専門としています。腫瘍以外では、関節外科、手の外科など担当医師の専門分野を生かして診察治療を行っている領域がありますので後記の各医師の専門分野を参照ください。なお脊椎や外傷は原則として扱っておりません。

整形外科外来は2診制で、新患担当と再来担当に分かれています。以前に当科に受診されたことのある方は、前年以降に当科を受診されたことがあれば再来担当者の、前年以降に受診のない場合は新患担当者の診察となりますのでご注意ください。

再来診察は予約優先となり、予約がない場合相当お待ちいただくことがあります。また、当日の予約状況によってはお断りすることもありますのであらかじめご承知ください。

当院の新患診察は原則として紹介制となっております。他院にて診断や治療を受けておられる方は紹介状をお持ちください。

患者さん御本人やご家族がセカンドオピニオン(病気やけがの診断や治療法に関する相談)をご希望の場合は下記診察とは別に行っており、あらかじめ予約を要します。また患者さんご本人が来院されず、ご家族のみの場合もセカンドオピニオンの扱いとなります。詳しくはセカンドオピニオン外来の項目を参照してください。


医師の主な専門分野は下表の通りです。なお、医師の診察日については「外来診療予定表」のページへ をご覧ください。

はじめての方および当科の最終受診から3か月以上期間の空いた方は、受診の際に紹介状が必要となりますので、あらかじめご了承願います。


「外来診療予定表」のページへ

スタッフ

専門分野:手,顕微鏡による再建外科

 

専門分野:(骨軟部) 腫瘍