新潟県立がんセンター市民公開講座

第26回市民公開講座

がんを予防する ~がんにならないための生活習慣~


がんに関するさまざまな情報を市民・県民の皆様と共有する目的で、2023年9月9日(土)にだいしほくえつホールにて、第26回市民公開講座を開催しました。コロナ禍による自粛期間中はスライド資料のオンライン公開のみとしていましたが、今回は4年ぶりの対面形式での開催でした。当方の予想を上回る120名の皆様にご参加いただき、以下のような内容で進められました。


田中洋史院長による開会あいさつ

田中洋史院長による開会あいさつ


テーマ:がんを予防する ~がんにならないための生活習慣~
ミニ講演 胃がんの予防と早期発見 消化器外科
會澤雅樹
本当はこわい紫外線 ~皮膚がんを予防するために~ 皮膚科
竹之内辰也
がんリスクを上げないための食生活 栄養課
長橋 拓
がん予防のための運動習慣 リハビリテーション科
高橋康夫
特別講演 知って得する(?)がん予防のはなし 新潟大学医学部保健学科
関 奈緒 教授
質問コーナー がん全般に関する質疑応答
全演者
司会進行
塩路和彦 情報調査部長

ミニ講演では、胃がん・皮膚がんの予防と早期発見、がん予防のための食生活・運動習慣について当院スタッフが解説しました。特別講演では、新潟大学医学部保健学科の関 奈緒教授から「知って得する(?)がん予防のはなし」と題した講義をしていただきました。禁煙の必要性を中心としたがん予防全般についての、非常に示唆に富んだ内容のお話でした。その後の質問コーナーでは演者5名が登壇し、塩路和彦情報調査部長の司会進行のもとで熱心な質疑応答が行われました。


質問コーナー

質問コーナー


内容に関する参加者へのアンケートでは、9割以上の方から「理解できた」「満足できた」「また参加したい」というご回答を頂きました。会場にご参加いただきました皆様、また本会の周知等にご協力いただきました連携施設の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。来年以降も、がんに関するさまざまなテーマを企画し、市民・県民の皆様への情報共有・啓発に努めて参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


副院長 竹之内辰也