新潟県立がんセンター市民公開講座 開催報告

第21回新潟県立がんセンター市民公開講座 開催報告

市民公開講座担当副院長

本間 慶一

去る9月16日(土曜日)に当院主催の市民公開講座が開催されました。県民の皆様にがんのついての正しい知識をお伝えするために「がん征圧月間」である毎年9月に開いてまいりました当院の市民公開講座も今回で21回目を迎えました。


(「過去の当院市民公開講座の開催テーマ」はこちら) 


がんの予防と検診、精密検査/診断、一次治療・二次治療、そして緩和までの切れ目のない「がんのトータルケア」は当院の目指すところです。3巡目の初めにあたる今回の市民公開講座では「がん検診を受けましょう ~”がん検診”があなたを救い、家族を守ります~」をテーマにし、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんのいわゆる5大がんの検診について、検診にも深く係っている当院がん専門医による講演と、地域連携・相談支援センター副センター長による検診で精密検査必要となった場合の当院受診方法について説明を行いました。


当日、土曜日の午後にも関わらずご参集いただきました100名弱の皆様に感謝申し上げます。いずれの演者の講演も大変分かり易く、その場限りとするには惜しい情報がたくさんありましたので、市民公開講座の報告を兼ねて、ここに当日の講演抄録とスライドを公開させていただくことにいたしました。

下の「抄録」、「スライド」のクリックでご覧になれます。

第21回新潟県立がんセンター市民公開講座

日時  平成29年9月16日(土曜) 午後1:30~午後4:30

会場  だいしホール

テーマ  「がん検診を受けましょう ~”がん検診”があなたを救い、家族を守ります~」


講演

  演題テーマ 演者 抄録 スライド
1 肺がん検診のススメ 臨床部長
  田中 洋史
抄録 スライド
2 胃がん検診のススメ 臨床部長
  成澤 林太郎
抄録
3 大腸がん検診のススメ 臨床部長
  小林 正明
抄録 スライド
4 乳がん検診のススメ 乳腺外科部長
  金子 耕司
抄録 スライド
5 子宮がん検診のススメ 婦人科部長
  笹川 基
抄録 スライド
6 検診でがん精密検査が必要となったら 地域連携・相談支援センター
副センター長 若井 麗子
抄録 スライド

5大がんの検診は、「がんによる死亡」を防ぐことによって患者家族を守り、社会の活力を維持するために行う対策型の検診です。早期のがん発見は多大な医療費が必要となる進行癌患者を減らすことにもつながります。がん検診を受ける人が多いほど検診の目的が達せられますので、行政の補助のもと住民の皆様は無料あるいは比較的少ない費用でがん検診を受けることができます。またどこで受けても同じ検診方式・同じ精度を保証するため、検診方式の一元化や複数医師によるチェックなどの精度管理、毎年の検診結果の振り返りを含めたがん検診のデータ管理もしっかり行われています。


皆様には「面倒だから」「忙しいから」と言わず進んでがん検診を受けていただきたく存じます。今回の市民公開講座が、皆様の「がん検診」についての一層のご理解に繋がれば幸いです。